令和7年度 新潟県公立高校「特色化選抜」最新状況まとめ

新潟県教育庁高等学校教育課

こんにちは!アルファゼミナールです。

先日、新潟県教育委員会より令和7年度(2025年度)公立高等学校の「特色化選抜」に関する志願状況が発表されました。受験生や保護者の方にとっては、どの学校・学科が人気なのか、またどの分野で特色化選抜が行われているのかが気になるところですよね。今回は、その概要や今後のスケジュールについて分かりやすくまとめていきます。参照元ページ新潟県HP


1. 特色化選抜とは?

新潟県では、スポーツや文化活動、学科・専攻の専門性など、学校ごとの特色を活かした選抜方法を「特色化選抜」と呼んでいます。通常の学力検査だけでは評価しきれない実技・活動実績・志望理由などを総合的に判断するのが特徴です。

  • スポーツ活動:バスケットボールやバレーボール、サッカー、ホッケーなど
  • 文化活動:音楽、演劇、研究活動、地域探究など
  • 科学分野の活動:ロボット・コンピュータ、自然科学など

各高校・学科がそれぞれの強みを活かせる人材を募集しているイメージですね。


2. 令和7年度 志願状況のポイント

今回公表された資料によると、今年度(令和7年度)の特色化選抜を実施する学校数や学科(コース)の数、それに対しての志願者数は下記のように整理されています。

(1) 募集を行う学校数・学科数

  • 募集を行う学校数(全日制): 28校(昨年度は31校)
  • 学科数(コース含む): 35学科(昨年度は38学科)

* スポーツ分野や文化活動分野、科学分野など、それぞれの特色や専攻を持つ学科・コースが含まれています。

(2) 募集人数と志願者数

  • スポーツ活動分野
    • 募集人数:例年、複数の学校で合計150名以上
    • 志願者数:今回も人気が高く、各学校で定員を上回る出願が見られるところも
  • 文化活動分野
    • 音楽や演劇、地域研究などのコースで、若干の募集枠あり
    • 志願者数も安定して推移しており、学校によっては募集枠以上の応募が集まる
  • 科学分野の活動
    • ロボットやコンピュータ分野の専攻が設定されている学校があり、特色選抜ならではの取り組み
    • 志願者数はやや少なめだが、今後の人気上昇が期待される分野

一部の学校では定員を大きく上回る志願者数となるコースもあるため、競争倍率が高くなる見込みです。スポーツ系の競技によっては「男子より女子のほうが倍率が高い」「特定競技に人気が集中」というケースもみられます。


3. 今後の主なスケジュール

特色化選抜に関する大まかな流れは以下のとおりです。正式な日程・時間は学校やコースによって異なる場合があるため、必ず学校からの連絡や新潟県教育委員会の最新情報をチェックしてください。

  1. 面接等: 2月10日(月)
  2. 合格内定通知(ウェブ出願システムによる): 2月13日(木)午前10時
  3. 一般選抜に関する日程
    • 出願期間:2月17日(月)〜2月19日(水)午前11時まで
    • 志願変更期間:2月25日(火)〜2月27日(木)午前11時まで
    • 学力検査:3月5日(火)
    • 合格者発表:3月13日(木)午後(※特色化合格者も合わせて発表)

特に2月中旬の面接・実技試験などは、特色化選抜の合否を左右する大きなポイントです。ここで自己PRや活動実績、意欲をしっかりアピールできるように対策していきましょう。


4. 特色化選抜に挑むためのポイント

(1) 面接・実技への準備

  • 部活動や地域活動の実績整理
    自分が取り組んできた大会成績や作品・研究テーマなどをまとめ、どのように努力し、何を学んだのかを言語化しておくとスムーズにアピールできます。
  • 志望理由を具体的に
    「なぜその高校・コースを選んだのか」「将来どう活かしたいのか」をはっきりさせておくと、面接官に熱意が伝わりやすくなります。

(2) 合格内定後の流れにも要注意

  • 特色化選抜で内定しても、一般選抜の手続きや学校で指定される書類の提出など、必須のプロセスがある場合があります。
  • 中学校や高校側からの説明をよく確認し、提出期限や追加面接などを見逃さないようにしましょう。

(3) 併願校や一般選抜への切り替え

  • 特色化選抜で不合格となった場合、一般選抜に切り替えることが可能なケースがほとんどです。ただし、学校やコースによっては規定が異なる場合があるため、事前にきちんと把握しておきましょう。

5. まとめ

令和7年度新潟県公立高校の特色化選抜は、スポーツ・文化・科学など多彩な分野で募集があり、学校・学科によっては競争率が高くなる見込みです。志望校の特色や求める人材像をよく研究しつつ、面接・実技対策や書類準備を早めに進めることが大切です。

また、面接や実技だけでなく、一般選抜との兼ね合いや合格後の手続きにも注目しておきましょう。自分の得意分野を生かして「特色化選抜」に挑戦する方は、ぜひ最新情報をチェックしながらラストスパートに臨んでください。みなさんの健闘をアルファゼミナールも応援しています!



この記事を書いた人

アルファゼミナール K.T