こんにちは!アルファゼミナールです。
普段の勉強で何気なく使っている“鉛筆”。
でも、ふとこんな疑問を持ったことはありませんか?
「2BとかHBってどういう意味なの?」
「なぜ小学生は2Bを使ってるの?」
今回は、そんな鉛筆の記号の意味や定番になった理由を、身近な文房具の雑学としてわかりやすくご紹介します!
「B」「H」は何の略?
鉛筆に書いてある「B」や「H」、実はこんな意味があります
表記 | 意味 | 特徴 |
---|---|---|
B | Black(黒) | 濃くてやわらかい |
H | Hard(硬) | 薄くてかたい |
HB | Hard Black | その中間(標準的な硬さ) |
つまり、Bが増えるほど黒くてやわらかくなり、Hが増えるほど薄くてかたくなるという仕組みです!
硬さの段階はこんなにある!
一般的に使われている鉛筆の硬さは、こんなラインナップ
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6B|5B|4B|3B|2B|B|HB|H|2H|3H|4H|5H|6H
B側はやわらかく、H側はかたくて薄い。
**HBが中間(基準点)**とされ、コピー用紙やノートへの筆記にバランスの良い硬さです。
なぜ日本の小学生は「2B」が多いの?
実はこれ、筆圧(字を書くときの力)と視認性に関係しています。
理由①:小学生は筆圧が弱い
まだ手の筋肉が発達しきっていない小学生は、どうしても筆圧が弱め。
そのため、濃くてやわらかい2Bくらいの鉛筆の方がしっかり書けて、見やすいのです。
理由②:学校での採点・テスト対策
2Bは、マークシートにも使える濃さで、読み取りミスが少ないというメリットがあります。
特に低学年では、「しっかり書いて、しっかり見える」ことが重視されます。
シャーペンとの違いは?
シャーペンの芯にも「B・HB・H」がありますが、鉛筆より少し硬く感じることが多いです。
理由は、芯の太さ・素材の密度が違うため。
また、シャーペンでは「0.5mm HB」が最も一般的。
しかし、筆圧が強い人はH系、弱い人はB系が書きやすいこともあります。
まとめ:鉛筆の記号には意味がある!
記号 | 読み方 | 特徴 |
---|---|---|
B系 | ブラック | 濃くてやわらかい。筆圧弱めの人向き。 |
H系 | ハード | 薄くてかたい。図面・製図向き。 |
HB | ハードブラック | 標準的で使いやすい硬さ。 |
鉛筆は、ただの文房具ではなく、自分の書き方や使う場面に合わせて“選べる道具”なんですね!
次に文房具店に行くときは、ぜひ「自分に合った硬さ」を意識して選んでみてください
勉強がもっと楽しく、効率的になりますよ!では!
この記事を書いた人
アルファゼミナール K.T