【雑学】鉛筆の“B・HB・H”って何の略?~2Bが日本で定番な理由とは~

こんにちは!アルファゼミナールです。

普段の勉強で何気なく使っている“鉛筆”。
でも、ふとこんな疑問を持ったことはありませんか?

「2BとかHBってどういう意味なの?」
「なぜ小学生は2Bを使ってるの?」

今回は、そんな鉛筆の記号の意味定番になった理由を、身近な文房具の雑学としてわかりやすくご紹介します!


✏️ 「B」「H」は何の略?

鉛筆に書いてある「B」や「H」、実はこんな意味があります👇

表記 意味 特徴
B Black(黒) 濃くてやわらかい
H Hard(硬) 薄くてかたい
HB Hard Black その中間(標準的な硬さ)

つまり、Bが増えるほど黒くてやわらかくなり、Hが増えるほど薄くてかたくなるという仕組みです!


🧪 硬さの段階はこんなにある!

一般的に使われている鉛筆の硬さは、こんなラインナップ👇

  • 6B|5B|4B|3B|2B|B|HB|H|2H|3H|4H|5H|6H

B側はやわらかく、H側はかたくて薄い。
**HBが中間(基準点)**とされ、コピー用紙やノートへの筆記にバランスの良い硬さです。


🇯🇵 なぜ日本の小学生は「2B」が多いの?

実はこれ、筆圧(字を書くときの力)と視認性に関係しています。

✅ 理由①:小学生は筆圧が弱い

まだ手の筋肉が発達しきっていない小学生は、どうしても筆圧が弱め。
そのため、濃くてやわらかい2Bくらいの鉛筆の方がしっかり書けて、見やすいのです。

✅ 理由②:学校での採点・テスト対策

2Bは、マークシートにも使える濃さで、読み取りミスが少ないというメリットがあります。
特に低学年では、「しっかり書いて、しっかり見える」ことが重視されます。


🖊️ シャーペンとの違いは?

シャーペンの芯にも「B・HB・H」がありますが、鉛筆より少し硬く感じることが多いです。
理由は、芯の太さ・素材の密度が違うため。

また、シャーペンでは「0.5mm HB」が最も一般的。
しかし、筆圧が強い人はH系、弱い人はB系が書きやすいこともあります。


📚 まとめ:鉛筆の記号には意味がある!

記号 読み方 特徴
B系 ブラック 濃くてやわらかい。筆圧弱めの人向き。
H系 ハード 薄くてかたい。図面・製図向き。
HB ハードブラック 標準的で使いやすい硬さ。

鉛筆は、ただの文房具ではなく、自分の書き方や使う場面に合わせて“選べる道具”なんですね!

次に文房具店に行くときは、ぜひ「自分に合った硬さ」を意識して選んでみてください✏️
勉強がもっと楽しく、効率的になりますよ!では!



この記事を書いた人

アルファゼミナール K.T