こんにちは!アルファゼミナールです。
中学生にとって欠かせない「定期テスト」と「実力テスト」。
名前は似ていますが、目的も勉強法も大きく違います。
ここでは、それぞれの特徴と対策法を整理し、どちらをどう優先すべきかを解説します。
① 定期テスト=内申点アップのためのテスト
定期テストは、内申点(通知表)に直結するテストです。
範囲は学校の授業やワーク、配布プリントから出題されるため、次のような対策が有効です。
-
学校ワークを期限までに仕上げる
-
授業ノートを見直す
-
暗記科目(理科・社会・英単語)は繰り返し練習
👉 ポイントは「基礎の徹底」。定期テストは “取りこぼさない力” を鍛える場です。
② 実力テスト=入試本番を想定したテスト
一方、実力テストは高校入試に向けた学力を測るテストです。
範囲は「これまで学習した内容すべて」。定期テストのように狭くなく、入試の出題形式に近いのが特徴です。
-
過去に習った範囲からも出題される
-
応用問題・文章題が多い
-
時間配分の練習になる
👉 対策としては、
-
過去問演習
-
模試形式の問題集
-
苦手分野の総復習
が効果的です。
実力テストは “本番対応力” を磨く場といえます。
③ どちらを優先すべき?
結論から言うと、
-
中1・中2の間は「定期テスト優先」
→ 内申点が高校入試にそのまま反映されるため。 -
中3になったら「定期+実力の両立」
→ 内申点を取りながら、実力テストで入試本番力を高める時期。
特に新潟県の公立高校入試は、**「内申点:当日点=3:7」「4:6」「5:5」**と学校ごとに配点比率が決まっています。
内申比率が高い高校(例:新潟中央高校や新発田南高校)を目指す場合は定期テスト重視、
学力検査比率が高い高校(例:新潟高校、新潟南高校理数科)を目指す場合は実力テストの結果がより重要です。
④ 効率的な勉強スケジュール例
-
テスト2週間前~:定期テスト対策に集中
学校ワーク・暗記・提出物を優先 -
テスト後~:実力テスト対策にシフト
間違えた範囲を復習、模試や過去問演習に挑戦
👉 このように「定期テスト前は内申点対策」「終わったら実力テスト対策」という メリハリ学習 が理想です。
✅まとめ
-
定期テスト=内申点対策(基礎・提出物・暗記重視)
-
実力テスト=入試力チェック(過去問・応用・総復習)
-
中1・2は定期テスト優先、中3は両立が必須
-
志望校の比率に合わせて戦略を変えることが大切
アルファゼミナールでは、生徒一人ひとりの志望校に合わせて「内申点重視型」「実力強化型」の学習プランを提案しています。
「定期テストはできるけど実力テストが伸びない」
「実力はあるのに通知表が取れない」
そんな悩みもお気軽にご相談ください!
この記事を書いた人
アルファゼミナール K.T