「“朝型・夜型”は生まれつきで決まる!? 勉強のゴールデンタイムを科学的に解説」

こんにちは!アルファゼミナールです。

今回は、「朝はどうしても頭が働かない…」「夜の方が集中できるんだけど…」という声に応えるテーマです。
勉強に向いている時間帯は人それぞれですが、実はこの違い、科学的な根拠があるって知っていましたか?


■“朝型”と“夜型”は体質だった!?

「朝型・夜型」は単なる生活習慣ではなく、“クロノタイプ(chronotype)”=体内時計の個人差によるものと考えられています。

人間の体には、「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼ばれる24時間周期の生理リズムがあり、
そのピークが「朝」に来るか「夜」に来るかは、遺伝的な傾向や年齢によって違うのです。


■“夜型の子ども”は、サボっているわけじゃない!

夜型の子は朝が苦手。これは意志の問題ではなく、脳が目覚めるタイミングが遅いだけ。
特に中学生〜高校生にかけては、生理的に夜型寄りになる傾向があり、朝にテストをすると本来の実力が出しにくいという研究もあるほどです。

だから、「朝弱い=やる気がない」とは限らないのです。


■自分の“ゴールデンタイム”を知ろう!

人それぞれ、「集中力が高まりやすい時間帯」があります。

タイプ 特徴 効率的な学習の例
朝型 朝のうちに頭が冴える 計算、暗記、英単語、模試の復習など
夜型 夕方以降に集中力UP 長文読解、記述問題、創造的な課題など

自分のクロノタイプに合わせて勉強の内容を変えると、学習効率がぐんとアップします!


■朝型に“寄せる”方法もある!

受験や定期テストは朝から行われます。夜型のままでは不利になることも…。
そこで、生活リズムを“朝型寄り”に少しずつ整える工夫も必要です。

  • 寝る1時間前にスマホを見ない

  • 起きたら朝日を浴びる

  • 朝に軽いストレッチや音読で脳を起こす

このような習慣で、脳が“朝型モード”に切り替わっていきます。


■勉強は「時間」より「タイミング」で決まる!

「何時間勉強したか」だけでなく、“いつ”どんな勉強をしたかも成績に大きく影響します。

  • 自分のリズムに合った時間に

  • 合った内容を

  • 合った方法で取り組む

これが、賢い学習スタイルの第一歩です。


■おわりに:自分の“学びやすさ”を大切に

アルファゼミナールでは、生徒一人ひとりの生活リズムや集中タイミングを大切にしながら、
「がむしゃらにがんばる」よりも「効率よく、意味のある学び」を目指した指導を行っています。



この記事を書いた人

アルファゼミナール K.T