こんにちは!アルファゼミナールです。
鉛筆とセットで欠かせない文房具といえば「消しゴム」。
でも、実はこの“消しゴム”、もともとは食べ物だったってご存じですか?
今回はそんな「消しゴムの意外すぎるルーツ」や、「現代の消しゴムに至るまでの進化」について、学習雑学として楽しくご紹介します!
🍞 そもそも“パン”で文字を消していた!?
ヨーロッパで鉛筆(黒鉛)が使われるようになった18世紀初頭、
当時はまだ消しゴムが発明されておらず、人々はなんと**“パン”で文字を消していた**んです!
▽ どんなパン?
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水分を抜いた乾燥パン
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クラム(パンの中身)の柔らかい部分だけ使用
軽く焦がして乾燥させたパンくずを押し当てて、鉛筆の跡を“吸い取る”ように消していたそう。
🧪 天然ゴムの登場が歴史を変えた!
1770年、イギリスのジョゼフ・プリーストリーが「植物の樹脂(天然ゴム)」で文字が消せることを発見。
同年、文房具商のエドワード・ネイムがそれを商品化し、パンから“ラバー”へと時代が動きました。
この「rubber(こする)」という英語が、今の「消しゴム(eraser)」の語源にもなっています。
🇯🇵 日本ではどうだった?
日本では明治時代に消しゴムが輸入されはじめ、昭和初期には国産品も登場。
当初は高級品でしたが、戦後の復興とともに大量生産が可能となり、学生にも普及していきました。
ちなみに昔の小学生の文房具箱には、「パン消し」の代わりに「練り消し」や「紙消しゴム」などもありました。
🔍 今の消しゴムの素材は?
現在の一般的な消しゴムは、PVC(ポリ塩化ビニル)製が主流。
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消し心地がなめらか
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折れにくく、削りカスもまとまりやすい
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インク消しなど用途別の進化も!
環境対応として「ノンPVC素材」や「再生プラスチック使用」など、エコ意識の高い商品も増えています。
🧠 勉強に使える!“消しゴム活用法”3選
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練り消しで手の疲れ対策
適度に握って柔らかくすることで、筆記後のリラックスにも◎ -
消しゴムで記憶チェック
ノートの答えを一度消して、自力で思い出してみる!記憶定着に効果あり。 -
“書かない勉強”にも使える?
間違いを自分で消して修正する行為自体が、理解力UPにつながると言われています。
📝 まとめ:パンがなければ“間違い”も消せなかった!?
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消しゴムの起源はなんと“パン”!
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天然ゴム→合成素材→エコ素材へと進化
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使い方次第で勉強効率にも差が出る!
何気なく使っている文房具にも、実は面白い歴史と工夫の積み重ねが詰まっているんですね。
これを読んだみなさんも、明日からちょっと“パン”を思い出しながら消しゴムを使ってみてはいかがでしょう?😄
この記事を書いた人
アルファゼミナール K.T