「なぜ人は“追い込まれると伸びる”のか?心理学で解説する勉強モチベーション」

こんにちは!アルファゼミナールです。

「テスト直前になると急に集中できる」
「追い込みのときほど勉強がはかどる」
こんな経験はありませんか?

実はこれ、心理学の有名な理論「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」で説明できます。
今回はその内容と、受験勉強への活かし方を解説します。


① ヤーキーズ・ドッドソンの法則とは?

アメリカの心理学者ヤーキーズとドッドソンが提唱した法則で、
「人は適度なストレス(緊張)があるときに、一番パフォーマンスを発揮できる」というものです。

  • ストレスが少なすぎる → やる気が出ず、ダラダラしてしまう

  • ストレスが多すぎる → 緊張しすぎて力を発揮できない

  • 適度なストレス → 集中力・やる気が高まり、効率がアップする

つまり、「追い込みの状況」が自然と勉強効率を高める条件をつくっているのです。


② 受験勉強にどう活かす?

受験生にとって、ストレスを「味方」に変えることが大切です。

  1. 模試や小テストで“本番感”を作る
    → あえて時間を計って解く、先生や友達に採点してもらうと緊張感が出る。

  2. 締め切りを設定する
    → 「1週間で英単語300個」など、自分に期限を課すと適度なプレッシャーに。

  3. 人に宣言する
    → 家族や友達に「今週は数学チャートをここまでやる!」と伝えるだけで、やらざるを得ない環境になる。

  4. “追い込み期”を計画的に作る
    → 定期テスト直前・模試前に強めの負荷をかけ、終わったら休む。このメリハリが持続のコツ。


③ 注意!「過度なストレス」は逆効果

ただし、ストレスが強すぎると逆に勉強効率は落ちてしまいます。

  • 完璧主義になりすぎて手が止まる

  • プレッシャーで眠れなくなる

  • 焦りでケアレスミスが増える

大切なのは「適度な緊張感」。
無理を続けすぎると心身を壊してしまうので、休憩・睡眠・運動もセットで考えましょう。


④ まとめ:追い込みを“味方”にしよう

  • 人は「適度なストレス」があるときに力を発揮する

  • 締め切り・模試・宣言で、自分に良い意味でプレッシャーをかけよう

  • 過度なストレスは逆効果。休息とのバランスが重要

アルファゼミナールでは、テスト前の「追い込み学習プラン」や、
生徒一人ひとりのモチベーションに合った**“やる気を引き出す仕掛け”**を一緒に考えています。

「追い込まれないとできない…」という人こそ、心理学を味方につけて勉強を進めましょう!では!



この記事を書いた人

アルファゼミナール K.T