
こんにちは!アルファゼミナールです。
新潟県教育委員会は、令和9年度(現・中学2年生が受験する年度)から高校入試制度を変更することを発表しました。
今回は、その内容をわかりやすく解説し、「これからの受験勉強にどう影響するのか」をお伝えします。以下実際の発表内容。
① 特色化選抜の廃止
これまで2月中旬に実施していた「特色化選抜」が廃止されます。
その代わりに、**一般選抜の中に「学校設定枠」**という仕組みが導入されます。
👉 ポイント
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特色化選抜のように「別枠」で受験するのではなく、一般選抜の一部に組み込まれる
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学校ごとに特色ある検査(面接・小論文・実技など)が行われる可能性あり
受験生にとっては「出願のタイミングが一つにまとまる」代わりに、学校研究がより大切になるといえます。
② 入試日程の前倒し
令和9年度から、入試全体が約1週間前倒しされます。
区分 | 変更前 | 変更後 |
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一般選抜 本検査1日目 | 3月上旬 | 2月25日前後 |
合格発表 | 3月中旬 | 3月8日前後 |
2次募集 | 3月下旬 | 3月15日頃 |
👉 影響ポイント
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合格発表が早まり、進路決定や入学準備に余裕が生まれる
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中学3年生は「2月下旬には本番」という意識が必要
③ 一般選抜の仕組み(令和9年度~)
一般選抜は以下のように実施されます:
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1日目(2/25)
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全日制:5教科(国数英理社)の学力検査
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定時制:3教科+面接
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2日目(2/26)
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「一般枠」の学校独自検査(実施校のみ)
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「学校設定枠」の検査(面接・小論文・実技など、実施校のみ)
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追検査:3月2日・3日
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合格発表:3月8日
④ 受験生への影響と対策
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勉強のスケジュールを前倒しに
→ これまでより1週間早く本番を迎えるため、冬休み明け=総仕上げ期になります。 -
志望校研究を丁寧に
→ 「学校設定枠」の内容は学校ごとに異なるため、早めに情報収集を。 -
一般枠+学校設定枠の両方を想定した準備
→ 面接・小論文・実技対策も軽視できません。塾としても早い段階から指導を始めます。
⑤ まとめ
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令和9年度から「特色化選抜」は廃止
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一般選抜の中に「学校設定枠」が導入
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入試日程は約1週間前倒し、本番は 2月25日前後
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受験勉強もスケジュールを前倒しで進める必要あり
アルファゼミナールでは、最新の入試情報をもとに、一人ひとりに合った 受験スケジュールと対策プラン をご提案しています。
令和9年度以降に受験する生徒・保護者の皆さまは、ぜひ早めの準備を始めましょう!
この記事を書いた人
アルファゼミナール K.T