こんにちは!アルファゼミナールです。
今回は、「勉強・学び」にまつわる英語の語源をテーマに、ちょっとした雑学をお届けします。
知っているようで知らない、“study”や“teacher”、“homework”といった単語の本当の意味とは——?
■1. “study”と“learn”の違い、ちゃんと知ってる?
日本語ではどちらも「勉強する」「学ぶ」と訳されることが多い“study”と“learn”。
ですが、この2つの英単語、実は意味も使い方もかなり違うんです。
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study:机に向かって本を読んだり、ノートを取ったりする“努力のプロセス”
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learn:知識やスキルが“身についた結果”
たとえば:
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I studied French.(勉強はしたけど話せるかはわからない)
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I learned French.(フランス語が話せるようになった!)
このように、“study”は行動、“learn”は成果を表す単語なのです。
勉強した=できるようになった、とは限らない——そんな現実にも通じる違いですね。
■2. “teacher”=“教える人”じゃない!?
“teacher”はもちろん「先生」を意味する言葉。ですが、語源まで考えたことはありますか?
この言葉のルーツは、古英語の “tæcan(タカン)”=導く・引っ張る。
つまり、“teacher”とはもともと、子どもたちを前に引っぱって導く人という意味なのです。
「答えを教える人」ではなく、「学びの道へと導く人」。
現代の教育にも通じる、深い意味が込められています。
■3. “homework”=“家の労働”じゃない!
「宿題」と訳される“homework”。
でも、直訳すれば“家の仕事”?なんだか家事みたいですよね。
実は“homework”の“work”は、「労働」だけでなく「取り組むべき課題」「努力すべき対象」という意味。
つまり“homework”とは、「学校以外の場所で自ら学ぶための時間」というニュアンスを持っています。
“宿題=面倒くさい作業”と感じがちですが、本来は「自分の学びを深める大事な時間」なのです。
■おわりに:語源は“学びのヒント”
語源や言葉の背景を知ることで、
英語も勉強も「ただ暗記するだけ」から、「意味を理解して身につける」学びに変わっていきます。
アルファゼミナールでは、こうした言葉の面白さや歴史を活かし、
生徒一人ひとりが“学ぶことって面白い!”と感じられる授業を心がけています。
次回も、ちょっと気になる教育×英語雑学をお届けします!
リクエストも大歓迎ですので、気になる単語や表現があればぜひ教えてくださいね。
この記事を書いた人
アルファゼミナール K.T